退職代行「モームリ」運営会社社長夫妻を逮捕|弁護士法違反容疑と捜査の背景

時事

退職代行サービス「モームリ」を運営する会社「アルバトロス」(東京都品川区)の社長と妻が、弁護士法違反の疑いで逮捕されたと複数の報道が伝えている。今回の逮捕は、同社が報酬を得る目的で退職希望者のために弁護士をあっせんし、違法な活動を行っていた疑いに基づくものとみられる。

退職代行「モームリ」とは

「モームリ」は、本人に代わって勤務先に退職の意思を伝える退職代行サービスとして若年層を中心に人気を集め、2022年3月の提供開始以降、延べ4万人以上の利用実績を誇るサービスとして知られていた。

逮捕に至った疑い

警視庁は、社長と妻が弁護士資格のない状態で報酬目的に弁護士へ退職希望者を紹介・あっせんし、報酬を得ていた疑いが強まったとして、家宅捜索を実施。捜索の結果得られた資料を精査し、組織的な違法行為があった可能性があるとして逮捕に至ったとみられている。

弁護士法では、弁護士でない者が報酬を得る目的で法律事務を扱ったり、弁護士にあっせんする行為を禁じている。同法違反(いわゆる非弁行為)は刑事処罰の対象となる可能性がある。

捜査の背景と業界への影響

今回の家宅捜索・逮捕は、退職代行サービスが急速に広がる中で、非弁行為を巡る法的問題が顕在化したものとみられる。東京弁護士会など専門団体からも、退職代行業者による法律に関わる行為への注意喚起が出ていた。

退職代行サービスは、退職の意思表示や手続きを代行する利便性から多くの利用者を集めている一方、法律上の扱いが明確でない領域での活動が問題視されるケースもあるとして、業界全体への影響も注目される。

社長夫妻の今後

現段階で、社長夫妻の具体的な容疑内容や供述、釈明についての公式なコメントは出ていない。捜査当局は押収資料や関係者への事情聴取を進めており、今後の捜査結果によっては起訴・送検の可能性もあるとみられている。

まとめ

  • 「モームリ」運営会社の社長夫妻が弁護士法違反容疑で逮捕されたとの報道。 
  • 同社は退職希望者に弁護士を紹介・あっせんした疑いが持たれている。 
  • 弁護士法は報酬目的の法律事務紹介を禁じており、非弁行為として刑事責任が問われる可能性がある。 
  • 退職代行サービスの法律上の在り方や業界全体への影響が注目される。 

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