2026年、上野動物園で飼育されていた双子パンダが中国に到着し、日本国内で飼育されているジャイアントパンダはゼロとなりました。
日本全体でパンダが1頭もいない状態になるのは、1972年の初来日以来、初めてのことです。
実際に、上野動物園で飼育されていた双子パンダはすでに中国へ返還され、現地に到着しています。
なぜ日本からパンダが完全に姿を消すことになったのか。
その理由と背景を分かりやすく解説します。
なぜ日本のパンダは全頭返還されたのか
最大の理由は、パンダが中国からの「貸与動物」だからです。
日本で飼育されているパンダはすべて、中国政府との協定に基づき一定期間貸与されているもので、
契約期間が終了すると原則として中国へ返還されます。
今回、日本国内で飼育されていたパンダの貸与契約が相次いで終了し、
更新や新規貸与の発表がないまま返還が完了したことで、日本からパンダがいなくなりました。
パンダは日本の所有ではない
多くの人が誤解しがちですが、
日本で生まれたパンダの子どもも含め、すべて中国の所有物です。
日本側は飼育や展示を担当しますが、
所有権や繁殖計画、研究方針は中国側が管理しています。
そのため、国内で高い人気があっても、
日本側の判断だけで飼育を継続することはできません。
日本でパンダが不在になるのはいつ以来?
日本で初めてパンダが来日したのは1972年。
それ以降、上野動物園や和歌山県白浜町のアドベンチャーワールドなど、
常にどこかの施設でパンダが飼育され続けてきました。
しかし今回、すべてのパンダが返還されたことで、
半世紀以上続いた「日本に必ずパンダがいる状況」が途切れることになりました。
日本にまたパンダは来るのか
現時点では、日本への新たなパンダ貸与や来日計画は発表されていません。
ただし、過去にも一時的に飼育数が減少した後、
新たな貸与が実現した例はあります。
今後の日中関係や協議の進展次第では、
再び日本でパンダが見られる可能性も残されています。
まとめ
- 日本のパンダはすべて中国からの貸与
- 契約終了により全頭返還
- 日本全体でパンダ不在は1972年以来初
- 再来日は現時点では未定
返還の詳しい経緯や現地到着の様子については、
以下の記事でまとめています。
日本からパンダが消えた今回の出来事は、
動物外交の面から見ても歴史的な転換点といえそうです。


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