上野動物園で飼育されていた双子のジャイアントパンダが中国に到着し、返還手続きが完了した。
これにより、日本国内で飼育されているジャイアントパンダはゼロとなった。
日本全体でパンダ不在は1972年以来初
今回の返還によって、日本全体でパンダが1頭もいない状態となるのは、1972年の日中国交正常化に伴う初来日以降、初めてとなる。
これまで日本では、上野動物園や和歌山県白浜町のアドベンチャーワールドなど、いずれかの施設で常にパンダが飼育されてきた。
半世紀以上続いてきた「国内に必ずパンダがいる状況」が、今回ついに途切れた形だ。
双子パンダは専用体制で中国へ
返還された双子パンダは、日中間の協定に基づき中国へ移送された。
移動は専用の輸送体制のもとで行われ、健康状態に細心の注意を払いながら実施されたという。
中国到着後は、現地の保護・研究施設で検疫や健康チェックを受けたのち、環境への適応を優先した飼育が行われる予定とされている。
上野動物園での一般公開はすでに終了
上野動物園では、返還決定を受けて双子パンダの一般公開が終了していた。
最終公開日には多くの来園者が詰めかけ、長時間の待機列ができるなど、最後まで高い注目を集めていた。
次のパンダ来日は未定
現在のところ、日本への新たなパンダ貸与や来日計画は発表されていない。
日本から完全にパンダが姿を消したのは極めて異例であり、今後の日中関係や動物外交の動きにも注目が集まっている。
パンダの再来日が実現するのか――。
多くのファンが、その日を待ち望んでいる


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